たけのこ団子とは?
たけのこの旬の季節がやってきました。
たけのこは、掘りたてをいかに早く調理するか?
が鍵といわれてますよね。
たけのこを美味しく料理するには、下ごしらえが欠かせません。まずは湯がいて たけのこのアクを取り除く作業をしなければなりません。その時に必要なのが、米ぬか(無い場合は米の研ぎ汁で代用も可能)と唐辛子です。
どのくらい湯がくか?というと、私の場合は鍋より一回り小さな蓋をして、1時間程かけてじっくり茹でます。
この作業が完了してやっとたけのこ料理のスタートとなります。実際に一年中外国産や国産の水煮たけのこはスーパーで販売されてますが、やはり旬の採れたてたけのこと比べると食感も味も違うと思います。昔は義理の母がたけのこを茹でている様子を眺めながら、大変そうだな~と思っていましたが、今ではたけのこの味に魅了されて、この時期は私も母に代わってコトコト・グツグツ頑張って茹でています。
特に私が好きなタケノコ料理は、甘味噌で煮て味付けされた熊本では”ひこずり”というそうですが、”たけのこの味噌煮”です。
勿論定番のお煮しめにしても良し、天ぷらにも美味しいですよね。
今回はたけのこを団子状にアレンジしてみました。詳しくは以下で紹介します。
やまと尼寺とたけのこ団子について
奈良県桜井市の山中にある尼寺・音羽山観音寺で1200年以上前から続く歴史あるお寺です。ご本尊は「千手千眼十一面観世音菩薩像」で古くから眼病に対してのご利益があるとして祀られているそうです。
このお寺で作られている精進料理を紹介する料理番組が、2016年からNHK Eテレ でドキュメンタリー番組「やまと尼寺精進日記」と題して放送されています。
そこで、今回は今が旬のたけのこの素材をふんだんに使い、子供でも喜んで食べてくれること間違いなしのたけのこ団子を紹介されましたので、私も早速レシピに習い、アレンジたけのこ団子作りにチャレンジしてみました。
精進料理ですから、とてもヘルシーです。
たけのこ団子の揚げるレシピ
【材料】 団子10個分
茹でたたけのこ…200g
山芋…200g
片栗粉…1/2カップ
生ひじき…10g
塩コショウ…適宜
だしの素(顆粒状)…小さじ一杯
油…適量
①茹でたけのこを粗目のみじん切りにし、すりおろした山芋、片栗粉、生ひじき、塩コショウをボールに入れて混ぜ合わせる。
②揚げ物用の鍋に揚げ油を適量入れ180度に熱し、10等分の団子状にスプーンを使って形を整え、きつね色状態になるまで約4~5分揚げる。
そのままでも十分美味しくいただけますが、お好みで、酢醬油や天つゆで召し上がるのもオススメです。
山芋のふわふわな衣の中にたけのこのシャキシャキした食感がたまりませんでした。
ちなみに、お肉好きの子供が喜びそうなバリエーションも考えてみましたので以下に紹介しておきます。
たけのこ団子のレシピまとめ
ひき肉入りのたけのこ団子
【材料】 団子10個分
茹でたたけのこ…200g
ミンチ肉(豚と鶏)…200g
山芋…50g
片栗粉…1/2カップ
卵…1個
ショウガ(すりおろし)…小さじ一杯
塩コショウ…適宜
油…適量
作り方はたけのこ団子の流れと同様です。
おすすめのつけダレはおろしポン酢やトマトケチャップです。
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チーズ入りたけのこ団子
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【材料】 団子8個分
茹でたたけのこ…200g
ミンチ肉(豚と鶏)…200g
山芋…50g
片栗粉…1/2カップ
卵…1個
ショウガ(すりおろし)…小さじ一杯
塩コショウ…適宜
とろけるスライスチーズ…2枚(団子1個に1/4枚分使用)
油…適量
作り方はたけのこ団子の流れと同様にチーズ以外の材料を混ぜ合わせ、団子状にし、中心にチーズ1/4枚分を埋め込み形を整え、180度の油で4分程揚げます。
チーズ入りたけのこ団子に合うつけダレは、お好み焼きのソースやトマトケチャップがおすすめです。
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あおさ入りたけのこ団子の
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【材料】 団子10個分
茹でたたけのこ…200g
ひき肉(豚と鶏)…200g
山芋…50g
片栗粉…1/2カップ
卵…1個
ショウガ(すりおろし)…小さじ一杯
塩コショウ…適宜
あおさ…大さじ1
油…適量
作り方はたけのこ団子の流れと同様にすべての材料を混ぜ合わせ、10個分の団子状にし、180度の油で4~5分程揚げます。
あおさ入りたけのこ団子に合うつけダレは、抹茶塩がおすすめです。
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