大型・中型免許が19歳で取得可能に

学び

道路交通法一部改定法案成立

改正道路交通法では、6月2日に衆議院本会議で道路交通法の一部を改正する法律案が可決・成立し、6月10日に公布されました。

大型・中型運転免許が19歳で取得可能に!補助金は?

18歳で普通自動車免許を取得し、一定の教習を修了すれば、19歳で大型免許・中型免許が取得可能となるようです。

近年トラックドライバー不足が深刻化し、またドライバーの高年齢化が加速する中で、若年層のドライバー獲得に繋がる同規定の整備は、トラック運送業界にとって悲願であり、改正法の早期施工により、若年ドライバー獲得の流れが進むことが期待されます。なお警察庁が関係する政令の整備を行った上で、2年以内に施行される予定だそうです。

弊社としましても、若手ドライバーに限らず老若男女随時募集を行っております。

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あおり運転を「妨害運転」と規定し厳罰化6/30~

近年社会問題となっている「あおり運転」ですが、あおり運転自体を取り締まる規定が道路交通法にはなく、道路交通法の車間距離不保持や急ブレーキ禁止違反、または、刑法の暴行罪などがてきようされてきました。そこで、令和2年6月に道路交通法を改定し、あおり運転を取り締まる「妨害運転罪」が創設されました。

他の車両の通行を妨げる目的で行う車間距離不保持や急な進路変更、急ブレーキなど10類型が「あおり運転」として厳しい取締りの対象となります。

●取締り対象となる妨害運転の典型例は以下の通りです。

(1)車間距離を極端に詰める「車間距離不保持」

(2)急な進路変更を行う「進路変更禁止違反」

(3)急ブレーキをかける「急ブレーキ禁止違反

(4)危険な追い越し「追い越しの方法違反」

(5)対向車線にはみ出す「通行区分違反」

(6)執ようなクラクション「警音器使用制限違反」

(7)執ようなパッシング「減光等義務違反」

(8)幅寄せや蛇行運転 「安全運転義務違反」

(9)高速道路での低速走行「最低速度違反」

(10)高速道路での駐停車「高速自動車国道等駐停車違反」

違反による罰則は、「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科せられます。基礎点数は酒気帯びと同じ25点です。

また高速道路上で相手車両を停車させるなど、著しい危険を生じさせた場合は、「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられます。基礎点数は35点で、酒酔い運転と同じです。これらに違反すると事故を起こさなくても免許をとりけされることとなります。

以上のように交通トラブルによる事故等が社会問題化し、道路交通法が改定され、6月末からあおり運転が厳罰化されるなど、マナーからルールへと状況が変わってきております。交通ルール、運転マナーを守りながら、私共プロトラックドライバーは一般ドライバーの見本になれますよう、より一層の安全運転に努めて参ります。

皆様も日頃の車両運転には十分に気をつけながら、妨害運転をしない、させないセーフティードライブを心がけましょう!

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